2010年10月10日発行
定価:1,050円
発行者 江湖 弘
発行所 株式会社フードジャーナル社
「豆腐干」(とうふかん)は、中国ではとてもポピュラーな豆腐加工食品です。料理の食材やおつまみ、スナック菓子など様々なニーズに応えており、ビーフジャーキーのようなものもあれば、スナック菓子のようなものもあり、麺状のものもあります。味付けも多彩で豆腐よりも売り場面積が広く取られています。
まだまだ日本では食文化として定着していないのが現状ですが、「豆腐干」は、今後、日本の食卓の定番となる食材として大きな可能性を秘めています。
また、豆腐製造業者にとっては、既存の設備を活用して製造できるため、コストをかけず開発できる魅力的な製品項目といえます。
本書では、中国の「豆腐干」の歴史、意義、種類などを紹介し、日本における豆腐干や押し豆腐系加工食品について解説しています。
これを読んで、「豆腐干」の開発に取り組んでみませんか?
豆腐製造業者必読の1冊です。
第1章 中国豆腐干の世界 張一震
第2章 豆腐干と沖縄の豆腐 編集部
第3章 豆腐干と押し豆腐系加工品 編集部